2006年08月18日
かーらやーのご先祖様
三か月前にこの家にきて仏壇を見た時は驚いた。
位牌が五つ、香炉が六つある。
自分が知っている限りでは普通は位牌は一つ、別にわけありの位牌があって合わせて二つあれば多い方かな。
まあ本島でも大きいむーとぅやー(宗家)ならいくつかあるというところもあるのだろう。
島の集落を散歩して通りすがりの家の仏壇をのぞくことがあった。
位牌が三つくらいあるのは普通のようだった。
それぞれの家によりいわれや由来はあるのだろう。
この家では本人達のおじいおばあまでは説明できるけどそれ以前の先祖となるとはっきりとした説明はできない。
ある時位牌の名前を判読しようとした。
かなりうすくなっているがなんとかよめる。
名字のしたに「カマ」と書いてあるのが読める。
あれ?そのとなり、またとなり、そのまたとなりも「カマ」さんがいる。なんと四人いる。それぞれの関係はわからないが、「カメ」でなくてよかった。
「かめかめ」攻撃されなくて。
仏壇位牌が「攻撃」なんて面白くない冗談と思っていたら、あったのである。
盆正月のお供え物の「かめかめ攻撃」・・・
Posted by 瓦屋根 at 09:27│Comments(0)
│粟国島