2006年09月12日

時間の止まる島

某放送局のローカルニュースの冒頭や台風情報で泊港の様子が映る。

久米島フェリーや、渡嘉敷、座間味行きのフェリーは映るのだが、同じ港であるにもかかわらず肝心のフェリー粟国は角度が悪くて画面には出てこない。

泊港の窓口では渡嘉敷、座間味行きの観光客でにぎわっているが、夏休みなのに粟国行きはすっからかん。

粟国島に来た頃はあんまり観光客がいないほうが島が荒らされないでいいじゃないかと思っていた。
でも島のあちらこちらを回って感じたことは、やっぱりある程度よそから人がこないと活気がでないということであった。

かつて島には人口は多い時で四・五千人はいたという。

いまでは千人いるかいないかである。

六月にフェリーを見送りに粟国港へいった。

日曜だったので本土からの観光客もぼちぼちいた。

年配の方々であったが、この島でいい思い出ができたのであろう、しきりに港に残ったひとびとに手を振っている。

船が港を出て防波堤に隠れそうになっても振っている。

しまいにはデッキの最上階にあがりおまけに肩車までして手を振っている。


マイナーですが、いい島ですよ。


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Posted by 瓦屋根 at 13:50│Comments(0)粟国島
 
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