2006年09月06日
けっこうけっこう
フェリーの話がでたついで。
粟国島の港はリーフがない。港を出るとすぐそこは深い外洋である。
だから海がしけると、波やうねりが直接港に入り込む。
そうなるとフェリーが港に接岸することは危険で、安全優先のため欠航となる。
それがまた、結構欠航するのである。しゃれにもならない。
こんどの梅雨と台風がそうだった。
本来は毎日運航なのだが、四・五日欠航というのもあった。
島の人も慣れたものであんまり気にしていない。
ただ私は船の専門家ではないのだが、これくらいで欠航?と思うほど荒れていない日があった。
このことで今度の旧盆はちょっとした珍事が起こった。
旧盆は台風の余波だったと思うが天気が悪かった。
旧盆のうんけーの日に家主さんたち親族が粟国に来る予定であった。
私は翌日中日に那覇へ戻る予定である。
うんけー当日の朝7時過ぎであった。
役場から放送で今日のフェリーは天候不良で途中しけが予想されるから欠航するという。
いそいで家主さんに連絡をいれる。
家主さんたちはすっかりフェリーは出る予定でお供え物をどっさり買い込んでいたのである。
飛行機をキャンセル待ちしてでも島に来る意気込みだったのだが飛行機も欠航だったようだ。
私は連絡を終えて集落に近い海岸に様子を見に出てみた。
海が荒れている時は集落の中まで「ごー」という海鳴りが聞こえる。
ところがこの日の朝は静かで海鳴りは聞こえない。
案の上、海は穏やかであった。
役場がフェリーを運航しているのだが、安全第一なのは当然であるのだがそのときはさすがに判断を疑った。
島への帰省を心待ちにしているひとびとが大勢いるのである。
これくらいで欠航なら自分もあした本島に戻れるか不安であった。
朝からチルダイしていたら、最初の放送から二時間ほどたってまた放送が流れた。
なんと、フェリーは出港するというのだ。
おまけに、島に来る予定の親族・知人がいるひとは連絡してくれといっている。
はーなー!である。
いそいで家主さんへ連絡を済ませ、港へ迎えにいった時はびっくりするほどのひとでにぎわっている。
後で家主さんたちに那覇での状況を聞くと、久米島、慶良間、座間味のフェリーは出港しているのに、なぜ粟国はでないのかと、クレームとブーイングが役場に殺到したんじゃないかということであった。
私が島を出る当日。
幸い欠航の放送はない。
いそいで島で一軒しかないだんぱちやー(散髪屋)にいってすっきりしてきた。
戻ると家主さんが難しい顔をして「欠航ってよー」という。
へなへなしたとたん「嘘よー」だって。
この家主さんはわちゃくさーである。
粟国島の港はリーフがない。港を出るとすぐそこは深い外洋である。
だから海がしけると、波やうねりが直接港に入り込む。
そうなるとフェリーが港に接岸することは危険で、安全優先のため欠航となる。
それがまた、結構欠航するのである。しゃれにもならない。
こんどの梅雨と台風がそうだった。
本来は毎日運航なのだが、四・五日欠航というのもあった。
島の人も慣れたものであんまり気にしていない。
ただ私は船の専門家ではないのだが、これくらいで欠航?と思うほど荒れていない日があった。
このことで今度の旧盆はちょっとした珍事が起こった。
旧盆は台風の余波だったと思うが天気が悪かった。
旧盆のうんけーの日に家主さんたち親族が粟国に来る予定であった。
私は翌日中日に那覇へ戻る予定である。
うんけー当日の朝7時過ぎであった。
役場から放送で今日のフェリーは天候不良で途中しけが予想されるから欠航するという。
いそいで家主さんに連絡をいれる。
家主さんたちはすっかりフェリーは出る予定でお供え物をどっさり買い込んでいたのである。
飛行機をキャンセル待ちしてでも島に来る意気込みだったのだが飛行機も欠航だったようだ。
私は連絡を終えて集落に近い海岸に様子を見に出てみた。
海が荒れている時は集落の中まで「ごー」という海鳴りが聞こえる。
ところがこの日の朝は静かで海鳴りは聞こえない。
案の上、海は穏やかであった。
役場がフェリーを運航しているのだが、安全第一なのは当然であるのだがそのときはさすがに判断を疑った。
島への帰省を心待ちにしているひとびとが大勢いるのである。
これくらいで欠航なら自分もあした本島に戻れるか不安であった。
朝からチルダイしていたら、最初の放送から二時間ほどたってまた放送が流れた。
なんと、フェリーは出港するというのだ。
おまけに、島に来る予定の親族・知人がいるひとは連絡してくれといっている。
はーなー!である。
いそいで家主さんへ連絡を済ませ、港へ迎えにいった時はびっくりするほどのひとでにぎわっている。
後で家主さんたちに那覇での状況を聞くと、久米島、慶良間、座間味のフェリーは出港しているのに、なぜ粟国はでないのかと、クレームとブーイングが役場に殺到したんじゃないかということであった。
私が島を出る当日。
幸い欠航の放送はない。
いそいで島で一軒しかないだんぱちやー(散髪屋)にいってすっきりしてきた。
戻ると家主さんが難しい顔をして「欠航ってよー」という。
へなへなしたとたん「嘘よー」だって。
この家主さんはわちゃくさーである。
Posted by 瓦屋根 at 23:53│Comments(0)
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