2006年09月06日
針の先
視界がいい日は展望台からくっきりと渡名喜島、慶良間諸島、水平線のかなたにはうっすらと沖縄本島がみえる。
ついている日は伊江島たっちゅうも見えるのである。
ところが最近、一番近くに見える渡名喜島さえももやがかかってよく見えない。
以前視界が良好な日にたまたま島の知人といっしょにマハナ展望台でばったりあったら、そろそろフェリーが見える頃だといってきた。
那覇を出港して一時間しか経たないのに、まさかそんなに早くから見えるなんて思いもしなかった。
すると知人はあれだよと指をさした。
わからない。
じっと目を凝らして見つめていると水平線上に針の先ほどの白い点がみえた。
それがフェリーだというのである。
まさかと思っていたのだが、しばらく時間をかけてみているとだんだんと白い点が大きくなってくる。
それでもフェリーの形ははっきりしない。
入港15分前くらいになってやっと形が確認できた。
たしかに針の先はフェリーであった。
この写真をとった昨日も視界が悪かった。
展望台で船が見えたのが入港予定の8分前であった。
あわてて港の近くまで行き、さっきまでいた展望台のあるマハナをバックにフェリーの入港シーンを撮ったのである。
Posted by 瓦屋根 at 22:09│Comments(0)
│粟国島