2006年09月05日

へっぴり腰

島の西端マハナ(筆ん崎ともいう)展望台に行く。

写真にある展望台の左百メートル先は、高さ九十メートルの断崖絶壁である。

十年以上前にここの突端に立って平気で下を見下ろしたのであるが、今回は怖くてへっぴり腰で写したのが二枚目の写真。

写真の中の下の方は私がへっぴり腰で四つん這いでいるところの手前の岩である。それから上は断崖下の海岸になっている。

やや真ん中右よりに写っている白いのは網を仕掛けている男の人である。

分かります?
ひとがありのようにしか見えないくらいの高い絶壁。

梅雨の頃、大潮の日に岬の海岸に回りこんで絶壁を見上げて撮ったのが三枚目の写真である。


岬に行く途中の海岸は火山岩でできたものなので沖縄的な珊瑚礁の海岸とはまったく雰囲気が違う。

別世界にきたようだ。

そこを歩いた当時無性にイメージしたのが、映画「猿の惑星」でラストシーンだと思うけど、名優チャールトンへストン扮する主人公が猿の支配する世界を出て孤独に海岸を馬で進んでいたら、からだほとんどが砂に埋まった自由の女神像を見つけて、ここが地球と知って呆然とするシーン。

それくらいこの海岸は不思議な雰囲気をもっている。


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Posted by 瓦屋根 at 14:12│Comments(0)粟国島
 
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