2005年12月18日

「ぼうふら~」叔母さん

漆喰瓦屋根のある風景(セメント瓦:南風原町) 
「ぼうふら~」叔母さん
南風原町は織物の町 古くからの集落の路地を歩くと機織の音が「ぱったんぱったん」と聞こえてくる。
 
 
 「ぼうふら~」叔母さん あらため…

「花子」叔母さん…

 最近さすがにここ沖縄も急に冷え込んだが、去年のたしか年末頃の寒さにはまだまだである。

 昨年末の底冷えの前日に「ぼうふらー」叔母さんから電話があったときである。
「ぼうふらー」叔母さんとは、なにもそれに似ているのではない。
とんでもない、そんなこと言ったら殺される。
 このブログの貴重な読者はご存知だろうが、かわいい幼年時代を経て、若者を卒業した元若者(ばかもの)に、幼き頃「ぼうふらー」とは何たるものかを教授した叔母さんである。

 その叔母さんは、容姿を例えるとあの「山田花子」に似ているのである。多少の見解の相違は別にして、声などはいまだもって若造りである。
 この叔母さんもすでにK島を去り幾年月、かの吉本興業のお膝元、大阪にいる。

 それで、その「電話」なのである。
 大阪弁を想像してください。

「花子」 : 元気~?
     
瓦屋根 :(貴方のおかげで)
       はい、元気です。

「花子」 : いつも沖縄のことも考えるのよ~天気予報も見たりね~
       明日は21度くらいだってよ     あったかくていいね~

瓦屋根 : (ん? あしたは予報で寒いんじゃないかと思うが)
       そうねえ~、よかった21度ね~、じゃ~ね~

翌日…
なんだ、この寒さは…12度じゃないか!おまけに風も強い
「花子」め見間違いしていやがる。 

このおちゃめで少しどじな「花子」にはまだ春は来ない…


もうつづきません。
「ぼうふら~」叔母さん

漆喰塗り替え後


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Posted by 瓦屋根 at 20:44│Comments(0)追憶
 
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