2010年03月09日

ひとくろう

ひとくろう



由緒ある屋敷のカーラヤ―の漆喰塗り替えに呼ばれた。

文化財並の庭園に面しているヒラ(屋根面)が
安易に器械で洗浄できないので、手で掃除していたら、
雨がぽつりぽつりと落ち出した。

フルガーラ(古瓦)の屋根は
雨で濡れるとすべる。
慣れた人でも怖い。

屋根から降りてかわりに、
ヤージョー(屋根付き門)の掃除である。

ヌーシ(家主)が高齢で自身で手入れできないのは
しょうがないのだが、
見てのとおり大変な事になっている。
これでは、昆虫の立場からみたら
まさに「森林地帯」である。

ひとくろう



ガジュマルの根っこが瓦の下へ
入りこんで引き抜くのに一苦労であった。


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この記事へのコメント
掃除してくれてありがとうネ!
何度か描くこの入り口のツタは前々から気になっておりました。

坂道を前にしてのスケッチですが、絵の中で、ツタをある程度
とらないと 木の塊になるのよね!
これなら「ムラヤー」前からのアプローチも絵になりますよね。
Posted by 源氏パイ at 2010年03月10日 08:27
☆源氏パイさん、こんばんは^^

いやはやまいりました^^
場所なんて書いていないのに、
門の写真だけで、
どんぴしゃあてましたね、
またまた驚きです。
Posted by 瓦屋根瓦屋根 at 2010年03月10日 20:21
 
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