2007年06月04日

弁当の思い出

弁当の思い出といっても、今の仕事での

手作り持参弁当のことではない。

瓦屋根が勤め人時代のはなしである。

弁当の手配を2~3年担当していたときがあった。

ある特殊な業務で1週間ほど、職員のお昼の弁当を100個ほど発注するのである。

予算はたしか、1個800円。

800円の弁当というと中味は結構いい弁当である。

そのとき、U弁当さんにはかなりお世話になった。

うなぎをいれていただいたり、連日発注してもメニューが前日と重ならないとか、

食材もいいものを使ってもらっていた。

もっとも先方にとっても、瓦屋根のところはいいお客さんだったに違いない。

ところで、予算はめどとして800円なのであるが、茶菓子代を工面するために、

みんなにはいわないが、600円にすることが1週間のうち1度ほどあった。

このときは、食後ブーイングの嵐である。

とくにおば様方が敏感であった。

口がこえてきて、質が微妙に落ちていることを感じるのである。

クレームが来たときは、瓦屋根は、しらんぐぁーしー して

「弁当屋さんに伝えておきます」と答えるのみである。


たしかだったか記憶もあいまいだが、

会議が長時間になったので、夜食としてハンバーガーを60個ほどであったろうか、

ある有名なファーストフードに出前をさせたことがある。

本来はデリバリー(出前)するはずはないのだが、このときは応じてくれた。

「お客様は神様です」というところなのだろうか。

そのとき国会顔負けの長時間会議に、

ある職員が

「いったいあの人達、まじに会議でなにしてるんだろう?」

という声が上がったのである。

瓦屋根は速攻 

「踊ってるんじゃないの?」

と答えたのである。

これほんとのはなし。

もちろん名作映画の「会議は踊る」を皮肉っていってのことである。

しかし、こんな皮肉も通じないくらい、お互いにりくされていたな。





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Posted by 瓦屋根 at 21:58│Comments(0)ひとりごと
 
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