2006年11月25日

勘違い屋号

勘違い屋号


珍しい屋号に「フランス」というのがあるそうだ。

屋号には「自称」と「他称」があるらしいが、

この場合自称するには変だから、他人が呼び始めて

定着した「他称」の屋号なんだろう。

ところで、瓦屋根のチチや叔母がよく呼んでいた屋号に

「幸地タクシー」というのがあった。

生まれジマの実家の近くにあったらしく、瓦屋根は頻繁にこの屋号の名を聞いた。

瓦屋根とそのハハは、「幸地タクシー」なる屋号は、

てっきりタクシーを生業としているからついたものであると、

長い間信じていた。

いつだったか、ひょんなことで

「『幸地タクシー』って、いまでもタクシーやってるの?」

と聞いたのである。

そしたら、その答えが

「いったー ふらー か! タクシーあらん! 

『幸地たぁー クシ 』 るやる」

・・・へ? 

こっちは、もう「はーなー!」 である。

つまり、訳すれば 「幸地さんたちの うしろ」 なのである。

とんだ勘違いが何十年も続いていたのである。


同じカテゴリー(追憶)の記事
8月の思いで
8月の思いで(2008-08-30 00:30)

勘違いセレナーデ
勘違いセレナーデ(2007-08-12 15:12)

中島みゆき
中島みゆき(2007-06-12 21:44)

司会
司会(2007-05-29 22:34)

ウチナー野菜と屋号
ウチナー野菜と屋号(2007-05-24 21:54)


Posted by 瓦屋根 at 13:00│Comments(0)追憶
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。