2006年11月25日
勘違い屋号
珍しい屋号に「フランス」というのがあるそうだ。
屋号には「自称」と「他称」があるらしいが、
この場合自称するには変だから、他人が呼び始めて
定着した「他称」の屋号なんだろう。
ところで、瓦屋根のチチや叔母がよく呼んでいた屋号に
「幸地タクシー」というのがあった。
生まれジマの実家の近くにあったらしく、瓦屋根は頻繁にこの屋号の名を聞いた。
瓦屋根とそのハハは、「幸地タクシー」なる屋号は、
てっきりタクシーを生業としているからついたものであると、
長い間信じていた。
いつだったか、ひょんなことで
「『幸地タクシー』って、いまでもタクシーやってるの?」
と聞いたのである。
そしたら、その答えが
「いったー ふらー か! タクシーあらん!
『幸地たぁー クシ 』 るやる」
・・・へ?
こっちは、もう「はーなー!」 である。
つまり、訳すれば 「幸地さんたちの うしろ」 なのである。
とんだ勘違いが何十年も続いていたのである。
Posted by 瓦屋根 at 13:00│Comments(0)
│追憶