2006年10月07日
藤沢周平の好きな音楽
小説家藤沢周平が亡くなってはや十年ちかくなる。
藤沢周平の亡くなった当時の新聞記事を見たとき、
流行作家なのにでかい扱いだなと思ったくらいであった。
書く分野が時代小説であったのであろうが、ほとんど興味はなかった。
読むきっかけがなんだったのか、まったく覚えていない。
ところが、はまるのである。
粟国島では、大雨で仕事のできない日は藤沢周平を読んでいた。
なにがいいのかはここでは本題ではないが
藤沢周平の周囲からの評価を簡単に紹介すると・・・
同業の井上ひさしは彼の作品はほとんど駄作がないといっているし、
彼の小説にたびたび出てくる東北の架空の小藩「海坂藩」の地図を、
自分で作ってしまうほどのいれこみようである。
また、ある文芸評論家は『蝉しぐれ』をよんだとき、
すれた評論家の立場を忘れ、小説の世界に引きずり込まれたという。
また、ある有名小説家は彼の小説を清書するという。
それくらい、プロからも人気があり、かつ人望もある作家であった。
先日たまたま、図書館へいったら、『藤沢周平のすべて』(文芸春秋編)が目に付いたので借りてきた。
藤沢周平に関わった方々の回想録である。
娘さんの回想の中で、思わずにんまりしたくだりがあった。
藤沢周平の聞く音楽に、「さとうきび畑」(うちなーんちゅ作ではないけど)、「花」が紹介されていた。
また、りんけんバンドも聞いていたという。
うちなーんちゅであり藤沢周平の一ファンの私にとって、
ここを読んだときのなんともいえないうれしさ、わかってもらえるだろか。
藤沢周平の亡くなった当時の新聞記事を見たとき、
流行作家なのにでかい扱いだなと思ったくらいであった。
書く分野が時代小説であったのであろうが、ほとんど興味はなかった。
読むきっかけがなんだったのか、まったく覚えていない。
ところが、はまるのである。
粟国島では、大雨で仕事のできない日は藤沢周平を読んでいた。
なにがいいのかはここでは本題ではないが
藤沢周平の周囲からの評価を簡単に紹介すると・・・
同業の井上ひさしは彼の作品はほとんど駄作がないといっているし、
彼の小説にたびたび出てくる東北の架空の小藩「海坂藩」の地図を、
自分で作ってしまうほどのいれこみようである。
また、ある文芸評論家は『蝉しぐれ』をよんだとき、
すれた評論家の立場を忘れ、小説の世界に引きずり込まれたという。
また、ある有名小説家は彼の小説を清書するという。
それくらい、プロからも人気があり、かつ人望もある作家であった。
先日たまたま、図書館へいったら、『藤沢周平のすべて』(文芸春秋編)が目に付いたので借りてきた。
藤沢周平に関わった方々の回想録である。
娘さんの回想の中で、思わずにんまりしたくだりがあった。
藤沢周平の聞く音楽に、「さとうきび畑」(うちなーんちゅ作ではないけど)、「花」が紹介されていた。
また、りんけんバンドも聞いていたという。
うちなーんちゅであり藤沢周平の一ファンの私にとって、
ここを読んだときのなんともいえないうれしさ、わかってもらえるだろか。
Posted by 瓦屋根 at 08:59│Comments(0)
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