2006年09月29日

漆喰瓦屋根のある風景

粟国島には主が島を出て無人となっている住宅が数多い。

主が不在の屋敷にもいくつかのパターンに分けられる。

そのひとつにかつては母屋があったのだが老朽化のため取り壊し、島に残るものはいないので、位牌を安置するために3、4坪の建物を建てる場合がある。

この写真がそうだ。

しかし長い間放置されているようで、屋根が壊れている。

親類、縁者たちが盆に帰省したら必ず屋敷内の雑草は刈り取られているのだがその様子はない。

ここの屋敷の子孫たちは島とのつながりがきれかかっている。






Posted by 瓦屋根 at 07:17│Comments(2)
この記事へのコメント
瓦屋根さん
糸満も多いですよね。
糸満の場合は、先の戦で一家全滅して
位牌だけを残しているパターン。
本島内なら親戚がいるけど
離島の場合は難しいのかなぁ
Posted by ブゥ~ブゥ~ at 2006年09月29日 21:24
>糸満も多いですよね。
>糸満の場合は、先の戦で一家全滅して
>位牌だけを残しているパターン。

こんばんは、ブゥ~ブゥ~さん。かきこみありがとうございます。
糸満・・・そうですよね。
粟国は出ていったしまんちゅの意志で結果そうなったのだし、このような写真は郷愁みたいなちょっとした情緒的な気持ちを引き出すだけです。たいしたことありません。
おわかりのとおり、糸満はまったく違います。時間があるときよく糸満に行きます。たいていの集落には忠魂碑や慰霊碑があります。足りないのうみそで想像するだけで、言葉が出なくなります。だから個人的に糸満を取り上げるには、役不足のブログなので、なるべくユニークなものをときめています。

>本島内なら親戚がいるけど
>離島の場合は難しいのかなぁ

親戚がいて、管理しているうちもありますよ。
でも、廃墟にちかい屋敷も多いのが、残念・・・
Posted by 瓦屋根 at 2006年09月29日 22:17
 
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