影の同居者?

瓦屋根

2006年08月11日 09:09

古い、ましてや普段人の住んでいない家にはよくあることですが、

うすうす気がついてはいたんですよね。

・・・・

ねずみがいることを。


私が寝泊りし始めてしばらくは静かだったんですよ。

あるときちょうど台所の裏側を外から通るとその天井あたりから

「ちゅん!」と聞こえてきたんですね。

あ! やっぱりいたかですよ。

その少し前に、台所で米を数粒こぼしてしまって、まああとで掃けばいいやと思って翌日までほっておいたら、米粒がなくなっていたことがあったんです。

調理した食べ物や鍋はほったらかしにしないようにしていたのでそれほど実害もなかったんですよ。

粟国島入り1週間後あたりでしょうか、台所の外で2槽式の洗濯機を回していたんですが、

排水して洗濯槽から脱水槽に洗濯物を移そうとしたときです。

はぎれの塊のような妙なものがあったんです。

よく見えないものだからとりだそうとして中をのぞいたとたん、

まったく予想していなかったので、「ぎょえー!」

ですよ。

ねずみが溺死していました。

尻尾をつかまえて草むらへポイです。

でも、そのねずみは思ったより小さいし、

そのうえ仲間が減ったから、おとなしくなるだろうと思っていたんですよね。

たしかにしばらくはそのとおりでしたが、

そのあと彼らとの新たなバトルが起こります。


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