粟国島の梅雨も大雨でした

瓦屋根

2006年08月10日 16:20

5月の連休に突然、親類のにーさんから電話があり、

粟国島にいったことあるか? と聞かれた。

島に雨漏りのひどい赤瓦屋があるから様子を見に行ってくれないかとのことであった。

急遽家主さんたちに連絡をとると、すぐ来てくれないかという。

家主さんたちは島に住んでいるのではなく、連休を利用して実家の様子を見に来ていたのである。

粟国島に行くには泊港からフェリーが出ていて、5月5日の子供の日が一日二便あったのでこれに乗って島を12年ぶりに訪れることになったのである。

ある理由で有名なこのかーらやーは、屋根の概観をみただけでずいぶんいたんでいるのがわかった。屋根のうえに立ち様子をみるとさらに状況はひどかった。




梅雨入り直前で仕事開始をいつにしようかと思ったのだが、ほっておくとひどくなる一方であることはあきらかだった。

下塗りで雨漏りだけでも抑えようと、無謀にも連休明けにこの仕事を引き受けることにしたのである。

家主さんたちには屋根の状況を説明し、早速連休明けには再度粟国島入りをすることになった。

経費をかけないために、了解の上この家に寝泊りし、食事も自炊した。

さいわいにして、下塗り(地ムチ)を塗り終えてしばらくして梅雨入りしたので、なんとか大きな雨漏りは防ぐことが出来た。

梅雨入り後しばらくは晴天であったのだが、本島同様その後は周知のとおりすごい雨で家から出ることも面倒なほどの土砂降りであった。

梅雨明け後しばらくして、やっと作業は終了。

この間なんと2ヶ月近く経過していた。


関連記事