土砂降りのあられ

瓦屋根

2006年02月05日 14:08

寒いです。

この時期にしか書けない話題をひとつ・・・

この仕事をしていると、いつものとおりだいたい家主さんは年配の方です。

そして家主さんからは昔の話を聞かせてもらうことがよくあります。

那覇のある現場の家主さんは若い頃から写真が好きで、
沖縄の戦前等の大変珍しい写真をコレクションしていました。

たとえば、那覇の宗元寺石門の横を列車が通っている写真とかです。

そのコレクションを見せてもらったときのはなしです。。
コレクションのなかで本人が取ったカラー写真ですが、ある街角でどしゃぶりの「雨」の中を、後姿の女性がかさをさしているありふれた写真がありました。

私はこの写真は普通にめくってやり過ごしてしまったのですが、家主さんはすぐさまこの写真を取り上げて、私に謎かけをしてきました。

この写真は大変「貴重」な写真だよ! それはなんでか? って。

ひどい土砂降りの雨のようにしかみられないので、ギブアップすると、
なんとこれは「雨」ではなくて、土砂降りの「あられ」、だったのです。

たしかに、よくみるとその粒は雨とは違って白っぽく、おちたあられは路上のアスファルトで跳ねているのです。
雨降りとは違うのです。

いや~、この写真は、言われて、よく見て、びっくりしましたね。
土砂降りのように降る「あられ」ですから。

復帰前後の頃で那覇市辻で運転中の出来事だったらしいです。

この写真はあるマスコミ関係者をとおして新聞の全国版に取り上げられたそうです。

アップできなくてすみません。
いつか機会があればお借りして取り上げたいです。

関連記事