ゾクゾクスルハナシ・・・3
Mさんの、はなしつづき・・・
Mさんが高校生の頃の話なので
ずいぶん前である。
Mさんの家業で店舗として借りている事務所があって
ある夜そこで同級生男女が大勢集まって
わいわいしていたそうである。
共同だったのだろうトイレは外に3つ並んであって、
なぜか真中のひとつは釘が打ち付けられて
使えないようにしてあったという。
トイレから戻ってくる男子のうち数人が、
「だれか~? しょっちゅう便所、こんこん するのは!!」
と腹立ちまぎれにぼやいていたという。
しらんふりしてだれかがいたずらしているのだろうと、
そのときはみんなは思っていたそうだ。
そのうちトイレにいった女子が、しくしく泣いて戻ってきた。
彼女も男子と同じ経験をしていた。
それで、みんなで確認したところ、
ノックの音は使えないはずの真中のトイレから聞こえたという。
そして、その女子は・・・・
左右とも使用中のノックが返ってきたので、
真中のトイレを使ったのだという。
これで一同騒然となった。
後日Mさんが母親にこの事を話したら、
以前にこの真中のトイレで通りすがりの女性が首をくくったのだという。
Mさんはこのトイレを確認したそうだ。
トイレは青空天井だったので、
壁をよじのぼって、上から見たところ
角材が置かれていて、トイレとして使用できる
状態ではなかったという。
しばらくしてこのトイレは撤去されたそうである。
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