この年で・・・

瓦屋根

2008年10月05日 18:34

試験・・・

20歳で〇〇〇ヶ月でさ。


「沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合」という団体がある。

そこの技能試験を受けた。

伝統技能の維持・発展が主な目的。

試験には2種類ある。

「瓦葺き作業」と「漆喰塗り作業」である。

それぞれに1級(実務経験7年以上)と2級(実務経験3年以上)がある。

双方は伝統t的沖縄の瓦屋根には不可欠の作業(工程)である。

今回瓦屋根は、「漆喰塗り作業」1級に挑戦した。

試験屋根に、漆喰の「下地塗り」と「仕上げ塗り」を行ない、

その出来具合を試験基準をもとに評価するのである。

作業内容そのものは普段どおりの仕事と変わらないのであるが、

なにせ「試験」というものから縁遠くなって、永らくたっている。

本番の「下地塗り」直前まで、のほほんとしてたのに、

いざ始まると、手ががちがち・・・

慎重に進めていたら、「心の中に」・・・・「遅いよ」

という声が聞こえてきた。

わかっているのだが、思ったより手が進まないのだ。

平常心というものがいかに大事なのを痛感した。

写真は「仕上げ塗り」終了後の試験屋根である。

ほんとはもう見たくないのだが、

だれかが冷やかしで、写したらというので、

調子にのってとっちゃったのがこれ。

一応無事終了したつもりだっただが・・・

講評にて・・・・ちくり

あいや~、やっちまった~~

試験監督いわく、いちおうおちることはないはずだけど・・・

「ここはこうしないとね・・・」

「がっちょ~ん、そうだった」(瓦屋根)

いかに平常心を失っていたか、なさけけない。

まあ、致命的なミスとかではないが、「以後気をつけます・・・」



じつは、この試験の準備をするだけで、一日がかりである。

受験生より人数の多かった「スタッフ~!」のみなさま、

お世話になりました。









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