仕事の余白
カーニバルで入ったことはあったが、ベースに仕事ではいるということは、
初めてであった。
顔パスでいいかなと勝手に思っていても、そうはいかない。
手続きがいる。
瓦屋根一行はパスを持っていないので、
現場カントク関係者がエスコートしていれてもらうわけである。
ベース内の現場はどこもそうであるのかわからないが、
瓦屋根一行の現場には、兵士が「見張り役」で、ずっと近くにいた。
別に何をしているわけでもない、ただ「いる」だけである。
現場が滑走路のすぐ近くであったからだろうか。
ほんとに、F15やその他軍用機が往来するのが、よく見える場所であった。
マニアだったら垂涎ものだろう。
ゲートから現場への移動中、
メンバー内でこのままクルマを滑走路をでっ飛ばしたらどうなるだろう、とか
ヒト(瓦屋根とかね)がそのまま滑走路内に走り出したらどうなるだろうと、
騒いでいたのである。
最近羽田空港で空港内のアルバイト職員が知らずに滑走路を散歩して
大騒ぎになった話があった。
それを瓦屋根は思い出したので、ほかのメンバーに話した。
「兵士」が現場代理人とともにたまにいなくなるときがあると、
「そらいまだ、滑走路に走りこめ!」
などと、冗談を飛ばしていた。
「ほんとに走りこんだら機銃で撃たれるかも」
とか、訳のわからぬことをいいあっていた。
でも、きょうのニュースでそんなこと聞いてないでしょ?
ま、みんな小心者ですから・・・
はなしだけね・・・
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