耳障りなうちなー単語
時代とともに日本語が変わっていくように
うちなーぐちも変わっていく。
「シニ 〇〇〇」 という
うちなーぐちの表現がある。
「とっても 〇〇〇」 とか 「非常に 〇〇〇」
という場合の強調する表現である。
たとえば
「シニ マギー!」 = 「とっても 大きい!」
ということになる。
瓦屋根もこの表現は時々使う。
ただ、この表現は瓦屋根からみた年配の方々からは
あまり聞いた事がない。
今日ラジオを聞いていたら、若手うちなー芸人が出てしゃべっていた。
やまとぅぐちにうちなーなまり、うちなーぐちがぽんぽんまざって、
おもしろいのではあるが、
言葉を強調したいのかしきりにこの 「シニ」 を連発する。
あんまり聞かされると耳障りである。
「死に」 と聞こえるのである。
似たような意味の、「でーじ」、「さっこー」、「うみちゅとぅ」 とかを交えたら、
もう少しやわらかく、おもしろく聞けるのではないかと思うのである。
頻繁に聞くと
そんなに 「シニ タイノ」 ? などと思ったりする。
まったく使うなと言っているのではない。
言葉でヒトの笑いを取る仕事であれば、
もうすこし工夫してもらいたいと思うのは
瓦屋根だけであろうか・・・
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