シーサーの生まれる家
南風原町
写真では分からないのですが、ここにあったシーサーはずいぶん少なくなってしまいました。
3年くらい前に初めて見かけた時は、
100体くらいはあったと思います。
ここのシーサーは、陽気なキャラに例えればポンキッキの
「ムック」、
少し恐いのですがウルトラマンかゴジラに出ていた怪獣
「ヘドラー」に、
もっと恐いところでは漫画家日野日出司の漫画に出るキャラに似ているような気がします。
初めてこの家を通りがかり、あまりのシーサーの多さと不思議な雰囲気に
ついひかれて家を訪問すると、庭先でおじいがシーサーを作っていました。
ゆんたくのなかで、どのよう材料でシーサーを作っているのかと尋ねました。
答えは、「セメント」です。
「漆喰シーサー」ではなくて、
「セメントシーサー」
なんです。
型枠があるのだそうですが、どおりでほとんど同じ形です。
素手で作っているそうですが、セメントは強アルカリ性なので素手で扱うと手のひらを傷めます。
まあ年配の男性でセメントを平気で素手で扱う方多いですが。
でもすごい人です。
シーサーほどではないですが、
「セメントガエル」もいっぱいいました。
「千と千尋の神隠し」に出ていたようなカエルです。
それにしても、シーサーはわかるのですが、どうしておじいはあんなにカエルを作っていたんでしょう?
売るつもりだったのでしょうが、聞きそびれました。
先日写真を撮ったとき、おじいはいらっしゃらなかったけれど、元気かなあ?
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