上里グスク

瓦屋根

2008年05月29日 21:42

国吉グスクをでて、次はどこに行こうかと迷いながら、
さらに南に向かった。

ハル道をぬけて真栄里に出た。

老人福祉施設跡に真栄里グスクがあるのは知っていたが、

そこはすどおりして、名城に向かった。

名城にはフェンサグスクがあるがそこはちら見した。

名城ビーチ入り口を横切り喜屋武入り口にでた。

そこから具志川城跡によろうかと思ったが、

やっぱりはじめからひそかに考えていた上里グスクに向かう。

そこも5年ぶりであろうか。

さらにうっそうとなったような気がする。

道をへだてて上里集落のやや後方にある。



うっそうとしたなかにはいると、どこからが城内になるのか区別がわからないのだが、

拝所跡のような石組が目に飛び込んだ。

国吉グスクでもそうだが、足元には雑草や石がごろごろしているので、

ハブが怖い。

おまけに蚊だ。

本来なら冬に散策するのがよいのであろう。



うっそうと樹木がグスクを覆いつくしているので、
グスクの形状がわからない。
しかし、じっくりみまわしてみると、
石垣がしっかり残っている部分がある。





入り口からまっすぐグスク内を突っ切ると、
断崖にいきつく。眼下には福地、伊原集落が望める。
そこが築城に利にかなった場所だと納得できるのである。

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