2005年12月18日
赤瓦の嘆き
本業の話をしなさい! と、お叱りを受けそうなので、瓦の話を少しします。まずは赤瓦の島瓦のことから。
となるとですね、私はため息が先に出てしまいます。もちろん今でも島瓦は新しく焼かれて使われています。
私がこだわっているのは最近の新しい島瓦ではありません。
20~30年以上前に作られたの手作りの島瓦です。
今の瓦製造は機械化が進み形が均一化されています。確かに葺きやすく見た目もきれいで、漆喰を塗りつけてもきれいに塗りあがるのですが、あまりにそろいすぎて、のっぺらぼうなきらいがあります。
手作り時代の瓦は、形がやや不ぞろいですが、それが意外に味わいのあるかわら屋根の表情を作り出しているのです。バランスの悪い瓦をそろうように葺きあげ、そこにまた漆喰で調整仕上げていく造形美があると思うのです。
その手作り時代の瓦は、建替えで取り壊されたりで激減しています。さらに悲しいことに、きれいになるからとか、あるいは雨漏りがするからといって、塗装をすることです。
みなさんはそれ自体歴史がありおおげさですが骨董的価値がある焼き物(瓦)に塗装したりしますか?
家主さんの好みならし方がありません。
雨漏りの場合も、原因があり屋根(小屋)裏から確認して修繕できる場合が多いです。
瓦は風化劣化しなければリサイクルできる建材です。昔といっても数十年前まではそのように使われていました。
いまでも赤瓦屋を取り壊すときは、取り残す方もいるようですが、そのまえに塗装されており使い物にならなくなっています。
本土の寺社などの歴史的建造物の瓦で千年以上前に作られた瓦があるそうです。赤瓦は素焼きなので本土の黒色系の瓦と比較してそこまでの耐久性はないですが、それでも長生きさせたいじゃないですか。
それが、残念で寂しいことにどんどん失われているのです。
となるとですね、私はため息が先に出てしまいます。もちろん今でも島瓦は新しく焼かれて使われています。
私がこだわっているのは最近の新しい島瓦ではありません。
20~30年以上前に作られたの手作りの島瓦です。
今の瓦製造は機械化が進み形が均一化されています。確かに葺きやすく見た目もきれいで、漆喰を塗りつけてもきれいに塗りあがるのですが、あまりにそろいすぎて、のっぺらぼうなきらいがあります。
手作り時代の瓦は、形がやや不ぞろいですが、それが意外に味わいのあるかわら屋根の表情を作り出しているのです。バランスの悪い瓦をそろうように葺きあげ、そこにまた漆喰で調整仕上げていく造形美があると思うのです。
その手作り時代の瓦は、建替えで取り壊されたりで激減しています。さらに悲しいことに、きれいになるからとか、あるいは雨漏りがするからといって、塗装をすることです。
みなさんはそれ自体歴史がありおおげさですが骨董的価値がある焼き物(瓦)に塗装したりしますか?
家主さんの好みならし方がありません。
雨漏りの場合も、原因があり屋根(小屋)裏から確認して修繕できる場合が多いです。
瓦は風化劣化しなければリサイクルできる建材です。昔といっても数十年前まではそのように使われていました。
いまでも赤瓦屋を取り壊すときは、取り残す方もいるようですが、そのまえに塗装されており使い物にならなくなっています。
本土の寺社などの歴史的建造物の瓦で千年以上前に作られた瓦があるそうです。赤瓦は素焼きなので本土の黒色系の瓦と比較してそこまでの耐久性はないですが、それでも長生きさせたいじゃないですか。
それが、残念で寂しいことにどんどん失われているのです。
2005年12月18日
「ぼうふら~」叔母さん
漆喰瓦屋根のある風景(セメント瓦:南風原町)

南風原町は織物の町 古くからの集落の路地を歩くと機織の音が「ぱったんぱったん」と聞こえてくる。
「ぼうふら~」叔母さん あらため…
「花子」叔母さん…
最近さすがにここ沖縄も急に冷え込んだが、去年のたしか年末頃の寒さにはまだまだである。
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南風原町は織物の町 古くからの集落の路地を歩くと機織の音が「ぱったんぱったん」と聞こえてくる。
「ぼうふら~」叔母さん あらため…
「花子」叔母さん…
最近さすがにここ沖縄も急に冷え込んだが、去年のたしか年末頃の寒さにはまだまだである。
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2005年12月17日
K島の思い出・・・4
漆喰瓦屋根とヒンプンのある風景(中城村)

問題のうーじ畑である。
ひどい雑草だなあ、と思いつつ、それでも1週間から10日では
帰れると計算していた。
経過やその作業中のもろもろの感情・思いをさしおいて、
結果からいうと、草刈になんと1ヶ月近くかかった。
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問題のうーじ畑である。
ひどい雑草だなあ、と思いつつ、それでも1週間から10日では
帰れると計算していた。
経過やその作業中のもろもろの感情・思いをさしおいて、
結果からいうと、草刈になんと1ヶ月近くかかった。
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2005年12月16日
K島の思い出・・・3
漆喰瓦屋根のある風景(奥の山は八重瀬岳:東風平)
♪う~じの森で~あなたとぉ~出会い~ ♪ ザ・ブームの島唄
♪ざわわ ざわわ ざわわ~ 広いサトウキビ畑は~ ♪ 森山良子
なんて、ロマンや感傷めいたものは、実際サトウキビを作っている人たちには、
あまり関係がない。
続きを読む
♪う~じの森で~あなたとぉ~出会い~ ♪ ザ・ブームの島唄
♪ざわわ ざわわ ざわわ~ 広いサトウキビ畑は~ ♪ 森山良子
なんて、ロマンや感傷めいたものは、実際サトウキビを作っている人たちには、
あまり関係がない。
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2005年12月15日
2005年12月15日
2005年12月14日
EGGOマヨネーズ・・・
ここのサイトの左右のどっちかにEGGOマヨネーズが登場しているのですが・・・
懐かしいですね。
幼い頃、私の母はマヨネーズはこれしか使いませんでした。そして、ケチャップはたしかハンツだったと思う。カ〇メとかキュー〇ーなどの国産ものは使っていませんでした。
小学生の頃、学校から遊んで帰ってきても夕飯にはまだ早いから、腹減ったらご飯にEGGOマヨネーズやハンツケチャップをかけて食っていました。
なかなか個人的にはおいしいと思いましたが、成人してこのことを友人知人に話したことがありました。するとけっこう「やったことある!」という男は多かったという記憶がありますが、少し若い女性には「うげっ!気持ち悪そう!」で、一蹴されました。
でもね、おにぎりにツナマヨネーズや、チキンライスにはケチャップが使われるから、そんなに気持ち悪がることもないんですけどねえ・・・
え? やっぱり・・・ きもち悪い?。 試してみたらどうですか? 自己責任で・・・
そうそう、A1(エーワン)ソースというのもあるんですが、これはちょっと酸っぱすぎてご飯にはあいませんでしたね。これほんとはステーキソースなんですが。ご飯ソースではないです。
それと、意外にいけるのは、酢醤油にガーリックパウダーを少しとろみが出るほどふりかけて、それをご飯にぶっかけて食べるとおいしかったです。
え? 臭いですか? そんなこと気にしませんです。
懐かしいですね。
幼い頃、私の母はマヨネーズはこれしか使いませんでした。そして、ケチャップはたしかハンツだったと思う。カ〇メとかキュー〇ーなどの国産ものは使っていませんでした。
小学生の頃、学校から遊んで帰ってきても夕飯にはまだ早いから、腹減ったらご飯にEGGOマヨネーズやハンツケチャップをかけて食っていました。
なかなか個人的にはおいしいと思いましたが、成人してこのことを友人知人に話したことがありました。するとけっこう「やったことある!」という男は多かったという記憶がありますが、少し若い女性には「うげっ!気持ち悪そう!」で、一蹴されました。
でもね、おにぎりにツナマヨネーズや、チキンライスにはケチャップが使われるから、そんなに気持ち悪がることもないんですけどねえ・・・
え? やっぱり・・・ きもち悪い?。 試してみたらどうですか? 自己責任で・・・
そうそう、A1(エーワン)ソースというのもあるんですが、これはちょっと酸っぱすぎてご飯にはあいませんでしたね。これほんとはステーキソースなんですが。ご飯ソースではないです。
それと、意外にいけるのは、酢醤油にガーリックパウダーを少しとろみが出るほどふりかけて、それをご飯にぶっかけて食べるとおいしかったです。
え? 臭いですか? そんなこと気にしませんです。
2005年12月14日
なんちゃって「原風景」
生垣と石垣のある風景


コンピュータグラフィックで理想の男性や女性を、顔型とか目鼻口などパーツを組み合わせてつくると、美男美女には違いないのですが、いそうもない非現実的な顔立ちになってしまうのを何かのテレビ番組で見たことがあります。
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コンピュータグラフィックで理想の男性や女性を、顔型とか目鼻口などパーツを組み合わせてつくると、美男美女には違いないのですが、いそうもない非現実的な顔立ちになってしまうのを何かのテレビ番組で見たことがあります。
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2005年12月14日
2005年12月13日
ラッキー!な刺身
漆喰赤瓦屋根のある風景(古城跡近く:豊見城市)

豊見城市も那覇のベッドタウンとして宅地開発が進み、おおきく変わりました。もう田舎ではないです。
さて、かわらやーの家主さんの「かめかめ攻撃」には、仕事上がりの夕方にも「作戦」が展開され「刺身」でひきとめられることがあるという話をしました。
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豊見城市も那覇のベッドタウンとして宅地開発が進み、おおきく変わりました。もう田舎ではないです。
さて、かわらやーの家主さんの「かめかめ攻撃」には、仕事上がりの夕方にも「作戦」が展開され「刺身」でひきとめられることがあるという話をしました。
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2005年12月12日
印象にのこる「お茶」
都会の中で屋敷林に囲まれて・・・・セメント瓦屋根(那覇市)

「かめかめ攻撃」とは直接関係ないんですが、ある瓦屋根の住宅で出された、十時ゆくい、アシバン(昼食)、三時ゆくいの「お茶」で印象に残るものがありましたので紹介します。
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「かめかめ攻撃」とは直接関係ないんですが、ある瓦屋根の住宅で出された、十時ゆくい、アシバン(昼食)、三時ゆくいの「お茶」で印象に残るものがありましたので紹介します。
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2005年12月11日
かめかめ攻撃
漆喰瓦屋根のある風景(具志頭村)

よく、沖縄のおばあが「かめー!かめー!」と言って、大量な食事を勧めることを「かめかめ攻撃」、なんて表現されることがあります。でもそういうことは沖縄のおばあだけの専売特許ではなくて、田舎であろうが都会であろうがおもてなしのこころをもったおじいやおばさん、おじさんでもやっていることです。
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よく、沖縄のおばあが「かめー!かめー!」と言って、大量な食事を勧めることを「かめかめ攻撃」、なんて表現されることがあります。でもそういうことは沖縄のおばあだけの専売特許ではなくて、田舎であろうが都会であろうがおもてなしのこころをもったおじいやおばさん、おじさんでもやっていることです。
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2005年12月10日
漆喰シーサー
私が今まで見かけたなかで最高のできばえだと思う漆喰シーサー。(那覇市)

なんとビー玉の目が入っていました。
コケを落さずお色直しもしていないほうの写真がかえって威厳と風格があるので冒頭に登場してもらいました。
さて、前の記事に漆喰シーサーを造る小学生の話をちょこっとしましたので、瓦屋根のシーサーの話をしましょう。
瓦屋根にのっかってるシーサーは焼物などの既製品ではない場合は、屋根を葺いた職人が家主に対して御礼の気持ちを込めて無償で造ったそうです。作成は半日から一日、程度によっては2日かかったようです。
もちろん材料は、余った瓦と漆喰です。まあ本業の漆喰塗りとは違う職人の腕が試されるようなものです。最近は瓦の葺き替えをやっても屋根にのせるのは陶工がつくった焼物シーサーが使用されたり、別に作家が作ったものを使用する場合がほとんどで、このような習慣はもうなくなりました。
私は塗り替えの際に漆喰シーサーがある場合は、漆喰で補修をしたあとに水性塗料でお色直しをします。新規で漆喰シーサーを依頼されることはないです。趣味で作成はいいとしても、最近は漆喰シーサーの作家が出てきてるようなので彼らに任せた方がいいと考えていますが、反面やっぱりいつかは作ってみたい気持ちもあります。
以前に地域をお仕事発掘(営業)で回り歩く時に、個性的な漆喰シーサーを多くみかけ、これらはぜひ写真に記録しておいたほうがよいと思ったことがありました。機会があって県立図書館に行った際に郷土資料コーナーでなんと20年以上も前に県内在住のあるプロカメラマンがすでに写真集を出しているのを見つけました。古い瓦屋根民家もきちんと撮られていて、記録としてもいい写真集でした。タイトル、出版社名はメモっておりませんでしたが、時間があれば確認したいです。
先に漆喰シーサーは家主に対して職人が御礼をこめて造る、といいました。家の方角立地条件や風水等を考慮して造っているようですので、みんな個性的でその家のためだけに造られた独自のシーサーであるといえます。
姿勢が這っていたり、這ってお尻を突き出したり、「猫」や「犬」が横を向いておすまししているような姿勢であったりユニークでほんとにすべて個性的ですが、たいていは大きくくちを開けています。それがまじむん(魔物)に対して威嚇するようなイメージを職人達は持っていたのでしょうか。
最近はこのシーサーを盗むとんでもないやからがいるようです。通りすがりの瓦屋根民家にシーサーの台座だけが残されているので、家主に理由を聞くといつの間にかなくなっていたという返事が返ってくるときがあります。
まさかシーサーが家出するわけではありません。いわゆるマニアがコレクションとして持ち去って(はっきり言って盗み!)いくようなのです。
「はっさ!ぬするーよ!ばちあたるよ~!」っていいたいですね。
あんまり写真は残しておらず少ないですが、あるものをアップしてみます。




なんとビー玉の目が入っていました。
コケを落さずお色直しもしていないほうの写真がかえって威厳と風格があるので冒頭に登場してもらいました。
さて、前の記事に漆喰シーサーを造る小学生の話をちょこっとしましたので、瓦屋根のシーサーの話をしましょう。
瓦屋根にのっかってるシーサーは焼物などの既製品ではない場合は、屋根を葺いた職人が家主に対して御礼の気持ちを込めて無償で造ったそうです。作成は半日から一日、程度によっては2日かかったようです。
もちろん材料は、余った瓦と漆喰です。まあ本業の漆喰塗りとは違う職人の腕が試されるようなものです。最近は瓦の葺き替えをやっても屋根にのせるのは陶工がつくった焼物シーサーが使用されたり、別に作家が作ったものを使用する場合がほとんどで、このような習慣はもうなくなりました。
私は塗り替えの際に漆喰シーサーがある場合は、漆喰で補修をしたあとに水性塗料でお色直しをします。新規で漆喰シーサーを依頼されることはないです。趣味で作成はいいとしても、最近は漆喰シーサーの作家が出てきてるようなので彼らに任せた方がいいと考えていますが、反面やっぱりいつかは作ってみたい気持ちもあります。
以前に地域をお仕事発掘(営業)で回り歩く時に、個性的な漆喰シーサーを多くみかけ、これらはぜひ写真に記録しておいたほうがよいと思ったことがありました。機会があって県立図書館に行った際に郷土資料コーナーでなんと20年以上も前に県内在住のあるプロカメラマンがすでに写真集を出しているのを見つけました。古い瓦屋根民家もきちんと撮られていて、記録としてもいい写真集でした。タイトル、出版社名はメモっておりませんでしたが、時間があれば確認したいです。
先に漆喰シーサーは家主に対して職人が御礼をこめて造る、といいました。家の方角立地条件や風水等を考慮して造っているようですので、みんな個性的でその家のためだけに造られた独自のシーサーであるといえます。
姿勢が這っていたり、這ってお尻を突き出したり、「猫」や「犬」が横を向いておすまししているような姿勢であったりユニークでほんとにすべて個性的ですが、たいていは大きくくちを開けています。それがまじむん(魔物)に対して威嚇するようなイメージを職人達は持っていたのでしょうか。
最近はこのシーサーを盗むとんでもないやからがいるようです。通りすがりの瓦屋根民家にシーサーの台座だけが残されているので、家主に理由を聞くといつの間にかなくなっていたという返事が返ってくるときがあります。
まさかシーサーが家出するわけではありません。いわゆるマニアがコレクションとして持ち去って(はっきり言って盗み!)いくようなのです。
「はっさ!ぬするーよ!ばちあたるよ~!」っていいたいですね。
あんまり写真は残しておらず少ないですが、あるものをアップしてみます。




2005年12月09日
いまさらですが、漆喰って?
漆喰赤瓦屋根木造住宅(具志頭村:築50年余)

漆喰(しっくい)ってどんなもの?→語源は石灰(せっかい)
年配の方なら成分など知らなくても物を見てすぐにわかるのですが、20代~40代の方々では現物を触ったことも見たこともないなんて方が多いです。今は小学生のほうがよく知っています。学校の図工などで、漆喰シーサーを造るので知っているようです。
沖縄の漆喰は方言では「ムチ」と呼ばれています。お仕事探索(営業)のときに「瓦屋根のムチを塗り替えます」といっても、「餅(もち)はいりません」といわれてがっくりくるときがあります。
さて本題に戻りますが、漆喰は石灰を原料に、のり剤(つなぎのような役割)として、わらや海草などが練り込まれたものです。地域によってのり剤は変わるようです。沖縄では稲わらが混ぜ込まれています。本土では主に壁に使われ、沖縄では瓦屋根の仕上げに使われています。
もうすこし細かくいいますと、石灰(生石灰:酸化カルシウム)に水を加えますと、化学反応を起こし発熱しペースト状の消石灰(水酸化カルシウム)になりますが、これにのり剤を加えたのが漆喰になるわけです。この漆喰を壁や屋根に塗りつけ仕上げると、炭酸ガスを吸いながら乾燥・硬化していきます。乾いてカチカチの石化した状態は炭酸カルシウムとなっています。いわゆる石灰岩ですね。つまり漆喰塗りが乾いて完成したら、成分は石灰の原材料である石灰岩に戻っているのです。
漆喰の歴史→五千年の歴史
漆喰は五千年の歴史を持ち、エジプトのピラミッド、古代ローマの都、万里の長城でも使われているそうです。
もちろん現在でも世界中で建築物に使われています。ヨーロッパの有名な教会などの壁画芸術であるフレスコ画の下地は漆喰です。
日本本土では城づくりが盛んになるとともに工法も発展し、今日まで日本独自の建築文化を支えています。
沖縄では14世紀に瓦が伝わって以降、台風や厳しい暑さに耐えるため独自の工法が発展しました。瓦が台風などで吹き飛ばされないように瓦のつなぎ目を漆喰でつなぐのですが、これが独特の美しい景観を発達させました。
漆喰の特徴→天然素材で無公害
1.漆喰の原材料は石灰岩や稲わらなどの天然素材なので無公害です。
2.漆喰壁では防カビ・防結露・防火等の役割を果たしています。本土の歴史的木造建築物(文化財)が長持ちするのは、漆喰壁の役割も大きいといわれています。
沖縄の漆喰→世界中の知恵が結集
1.沖縄の漆喰は、石灰にわらが練りこまれています。
2.漆喰の使用: 漆喰は屋根瓦の継ぎ目および棟筋に塗りつけます。
その主な理由は、台風で瓦が吹き飛ばされないように押さえつけることと、雨の吹き込み防止です。 しかしその理由とは別に美しい独特の景観を作り出しました。
3.漆喰の利点→昔から瓦は割れたり劣化しないかぎり、リサイクルされてきました。漆喰は瓦を傷めたり、劣化させたりしません。何度でも塗り替えができます。
漆喰は適度な硬さと柔軟性をもち、また断熱効果もあるため、木造瓦屋根に適していました。
4.沖縄の漆喰瓦屋根は世界の知恵が結集
ある著名な建築家が、西洋の建築は「壁の文化」といい、日本の建築は「屋根の文化」といったそうです。おおげさですがこの「屋根の文化」に漆喰を巧みに取り入れた沖縄の漆喰瓦屋根は世界中の知恵が結集した建築文化といえるのです。
でも、残念ながらどんどん取り壊されたりしてこの景観も一部の地域のみに残るものとなってきました。

漆喰(しっくい)ってどんなもの?→語源は石灰(せっかい)
年配の方なら成分など知らなくても物を見てすぐにわかるのですが、20代~40代の方々では現物を触ったことも見たこともないなんて方が多いです。今は小学生のほうがよく知っています。学校の図工などで、漆喰シーサーを造るので知っているようです。
沖縄の漆喰は方言では「ムチ」と呼ばれています。お仕事探索(営業)のときに「瓦屋根のムチを塗り替えます」といっても、「餅(もち)はいりません」といわれてがっくりくるときがあります。
さて本題に戻りますが、漆喰は石灰を原料に、のり剤(つなぎのような役割)として、わらや海草などが練り込まれたものです。地域によってのり剤は変わるようです。沖縄では稲わらが混ぜ込まれています。本土では主に壁に使われ、沖縄では瓦屋根の仕上げに使われています。
もうすこし細かくいいますと、石灰(生石灰:酸化カルシウム)に水を加えますと、化学反応を起こし発熱しペースト状の消石灰(水酸化カルシウム)になりますが、これにのり剤を加えたのが漆喰になるわけです。この漆喰を壁や屋根に塗りつけ仕上げると、炭酸ガスを吸いながら乾燥・硬化していきます。乾いてカチカチの石化した状態は炭酸カルシウムとなっています。いわゆる石灰岩ですね。つまり漆喰塗りが乾いて完成したら、成分は石灰の原材料である石灰岩に戻っているのです。
漆喰の歴史→五千年の歴史
漆喰は五千年の歴史を持ち、エジプトのピラミッド、古代ローマの都、万里の長城でも使われているそうです。
もちろん現在でも世界中で建築物に使われています。ヨーロッパの有名な教会などの壁画芸術であるフレスコ画の下地は漆喰です。
日本本土では城づくりが盛んになるとともに工法も発展し、今日まで日本独自の建築文化を支えています。
沖縄では14世紀に瓦が伝わって以降、台風や厳しい暑さに耐えるため独自の工法が発展しました。瓦が台風などで吹き飛ばされないように瓦のつなぎ目を漆喰でつなぐのですが、これが独特の美しい景観を発達させました。
漆喰の特徴→天然素材で無公害
1.漆喰の原材料は石灰岩や稲わらなどの天然素材なので無公害です。
2.漆喰壁では防カビ・防結露・防火等の役割を果たしています。本土の歴史的木造建築物(文化財)が長持ちするのは、漆喰壁の役割も大きいといわれています。
沖縄の漆喰→世界中の知恵が結集
1.沖縄の漆喰は、石灰にわらが練りこまれています。
2.漆喰の使用: 漆喰は屋根瓦の継ぎ目および棟筋に塗りつけます。
その主な理由は、台風で瓦が吹き飛ばされないように押さえつけることと、雨の吹き込み防止です。 しかしその理由とは別に美しい独特の景観を作り出しました。
3.漆喰の利点→昔から瓦は割れたり劣化しないかぎり、リサイクルされてきました。漆喰は瓦を傷めたり、劣化させたりしません。何度でも塗り替えができます。
漆喰は適度な硬さと柔軟性をもち、また断熱効果もあるため、木造瓦屋根に適していました。
4.沖縄の漆喰瓦屋根は世界の知恵が結集
ある著名な建築家が、西洋の建築は「壁の文化」といい、日本の建築は「屋根の文化」といったそうです。おおげさですがこの「屋根の文化」に漆喰を巧みに取り入れた沖縄の漆喰瓦屋根は世界中の知恵が結集した建築文化といえるのです。
でも、残念ながらどんどん取り壊されたりしてこの景観も一部の地域のみに残るものとなってきました。
2005年12月09日
沖縄の漆喰瓦屋根で使われる瓦の種類
たいていの年配の方なら瓦の種類は一般常識として知っているのですが、こういうところを見る方々はまあそうのような知識は持ってないと思いますのでやっぱり紹介しないといけないですね。
伝統的というか従来使われている瓦には、まず代表的なものに「赤瓦」があります。
それにはまた、ふたとおりありまして、男瓦と女瓦を組み合わせて葺く「本瓦」いわゆる「島瓦」と、男瓦と女瓦が一体化したS型瓦があります。
もうひとつは、セメント瓦です。これは赤瓦と違って粘土を焼成するものではなく、セメントを材料としています。約70年ほど前に沖縄にもたらされてたいわれ、戦後しばらくして当時としては安くて頑丈でもあったので急速に広まりました。セメント瓦屋根の家並みも赤瓦屋根と同様沖縄独特の景観があるといえるのですが、この瓦で住宅を建てる方はほとんどいなくなりました。どんどん取り壊されていって、個人的には大変残念でならないんですが、ゆくゆくは「絶滅危惧種」となって3、40年後あたりにやっと評価されて文化財扱いとなるかもしれません。何軒かすばらしいセメント瓦住宅が残っています。機会があればアップしたいですね。
あとごくまれに、材料は粘土を焼成した赤色ですが、形がセメント瓦あるいは本土のJ型と呼ばれるような瓦に似たものも見られます。
逆に材料はセメントですが形が本土にある波をうったような桟瓦のような瓦もごくまれに見られます。
最近は本土からの本瓦で葺く場合も多くなっているようですが、今後ここで取り上げる話題は主に沖縄における伝統的な手法で漆喰を仕上げる場合となります。
わかりやすくするためには葺いていない単体の瓦をアップすべきですが、そのための写真はとっていなかったので、そのまま屋根に葺かれた状態の漆喰瓦屋根写真をアップしてみました。
代表的な、本瓦(島瓦)、S型瓦、セメント瓦です。
赤瓦―――①本瓦(島瓦)
(漆喰塗り替え前)
(漆喰塗り替え後)
②S型瓦
(漆喰塗り替え前)
(漆喰塗り替え後)
セメント瓦
(漆喰塗り替え前)
(漆喰塗り替え後)
伝統的というか従来使われている瓦には、まず代表的なものに「赤瓦」があります。
それにはまた、ふたとおりありまして、男瓦と女瓦を組み合わせて葺く「本瓦」いわゆる「島瓦」と、男瓦と女瓦が一体化したS型瓦があります。
もうひとつは、セメント瓦です。これは赤瓦と違って粘土を焼成するものではなく、セメントを材料としています。約70年ほど前に沖縄にもたらされてたいわれ、戦後しばらくして当時としては安くて頑丈でもあったので急速に広まりました。セメント瓦屋根の家並みも赤瓦屋根と同様沖縄独特の景観があるといえるのですが、この瓦で住宅を建てる方はほとんどいなくなりました。どんどん取り壊されていって、個人的には大変残念でならないんですが、ゆくゆくは「絶滅危惧種」となって3、40年後あたりにやっと評価されて文化財扱いとなるかもしれません。何軒かすばらしいセメント瓦住宅が残っています。機会があればアップしたいですね。
あとごくまれに、材料は粘土を焼成した赤色ですが、形がセメント瓦あるいは本土のJ型と呼ばれるような瓦に似たものも見られます。
逆に材料はセメントですが形が本土にある波をうったような桟瓦のような瓦もごくまれに見られます。
最近は本土からの本瓦で葺く場合も多くなっているようですが、今後ここで取り上げる話題は主に沖縄における伝統的な手法で漆喰を仕上げる場合となります。
わかりやすくするためには葺いていない単体の瓦をアップすべきですが、そのための写真はとっていなかったので、そのまま屋根に葺かれた状態の漆喰瓦屋根写真をアップしてみました。
代表的な、本瓦(島瓦)、S型瓦、セメント瓦です。
赤瓦―――①本瓦(島瓦)
(漆喰塗り替え前)
(漆喰塗り替え後)②S型瓦
(漆喰塗り替え前)
(漆喰塗り替え後)セメント瓦
(漆喰塗り替え前)
(漆喰塗り替え後) 





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